2009年06月16日

法律屋のパーソナリティ

また、産業カウンセラー養成講座での話です。

あるストーリー(いわゆる無人島の話です)を読んで、登場人物を、自分が好意を持てる順に並べるというのがあり、何人かで自分の答えを持ち寄ったのですが、なかなか本人の性格や考え方、立場の違いが表れて、おもしろかったです。

なぜこんなに答えが割れるのか、いろいろ話を聞いていると、そもそもこのストーリーが中途半端な情報しか与えられていないため、足りない情報を自分の想像で補おうとするが、その「勝手な想像」に、自分が投影されてしまうようです。

自分でやってみてわかったのですが、私の場合、一応順位をつけはしましたが、あまり明確な形でつけられなかった(同順位がたくさん出てしまった)という状況です。なぜなら、この「勝手な想像」をほとんどしなかったからです。

法律屋や、おそらく技術屋などもそうだと思いますが、常に事実に立ち返ることが求められ、勝手な想像や思い込みで判断することは忌むべきこととされます。私も知らず知らずに勝手な想像を排除するようなトレーニングがされてしまい、ブレーキがかかったため、事実(ストーリーの書かれている文章)のみで考えた結果、振れ幅が小さくなった(自分の特徴が表れにくくなった)ようです。


いわゆる無人島の話は、いろいろなところに書かれているようです。

「誰のせいでもない」と言う思考

無人島問題に操られると

無人島の5人の話

ですが、企業の研修などで使われたためか、少々歪んで捉えられているように思います。
基本的には、回答を話し合って「おもしろいねぇ」と個性の違いを楽しむものであって、そもそもロジカルに回答を出せるものでもなく、回答によって優劣をつけるものでもないと思います。

上司なり人事部なりが、回答に優劣をつけているとしたら、それはその評価者の好き嫌いの問題であって、その評価自体も無意識な評価者のパーソナリティの投影に過ぎないでしょう。他者の評価というもの自体、大なり小なり、そういうものなのかもしれませんが。
posted by JUN at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場法務日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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