2009年10月27日

応用問題、解けるかな?

久しぶりに法律の仕事が来たと思ったら、ずいぶんヘビーな応用問題が来てしまいました。
運動不足なのに、いきなりのフルマラソンです。

ビジネス実務法務検定の事例問題を思い出しましたが、環境法務の実務能力を問うにはなかなかおもしろい問題と思いますので、アレンジしてクイズにしちゃいます。はっきり言って、かなりの難問です。

※問題文中の登場人物は、正しいことを言っているとは限りません。コメントの内容から登場人物の知識レベルや信頼度、リスクを見抜いた上で、それに合った仕事の進め方を考えてください。


【問題】

あなたはX社の環境部門の法務担当である。

社内の資産管理部門の担当者Aから、設備の処分について相談を受けている。Aは当該設備をY社に有償売却するつもりで、Y社の担当者Bと話を進めている。

Y社は設備等を安く買い取って自前で解体し、金属などの売れるものを売却して利益を得、売れないものは廃棄物として業者に処理を委託している。

当該設備には、法規制対象のフロンとアスベストが使われていることがわかっている。また、AはBから、「産廃のマニフェストは不要」と言われている。

この2点についてAは不安を覚え、Bに確認したところ、Bからは「買取(有償売却)の場合はマニフェストは不要です。フロンとアスベストの処理費用はわからないので、確認して後日ご連絡します」との回答があった。

しかし、Aはまだこの2点について不安を払拭できず、本当にこの処理で問題はないかと、社内の専門家であるあなたにメールで相談して来ている。

なお、この件について、もともと有償売却で話が進められているため、X社の当該事業所の廃棄物管理部門は、全く関与していない。

X社として、法的リスクおよびヒューマンエラーを含むその他のあらゆるリスクを回避しながら、合理的な価格・工数で当該設備を処分するため、あなたはAにどのようなアドバイスをすべきだろうか?



<ヒント>
あるひとつの矛盾点に気付くことによって、一見もっともらしく語られている複数の事実が、オセロのようにパタパタとひっくりかえっていきます。

挑戦者求む!
法律と実務の正しい知識を持って、登場人物を見抜け!
想像力を最大限に働かせて、あらゆるリスクを察知せよ!
posted by JUN at 00:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。面白いというか何と言うか…。多少調べてみつつ、回答を考えてみました。長くなりそうなので、後ほど、こちらのblogで記事にして、トラックバックをお送りしようと思います。お手数ですが、ご笑覧いただき、コメント等いただければ幸甚です。宜しくお願いいたします。
Posted by dtk at 2009年10月27日 23:04
こんばんは。2回に分けましたが、回答のようなものを書いてみました。前半はご覧いただいたのですが、後半もご覧頂き、コメント等いただければ幸甚です。
宜しくお願いいたします。
Posted by dtk at 2009年10月31日 21:06
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