2006年10月13日

悪臭防止法、最後は「人力」です

どこで仕入れた情報なのか、「弊社工場の地域が悪臭防止法の規制対象になる」と、上司が騒いでおりました。
しかし、当方もれっきとした10万(ちょっと足りない)都市で、目の前も住宅地であり、今まで規制対象でないはずがないので、情報を確認してみると、規制対象の地域が広がったのではなく、規制の方法が変わるとのことでした。

悪臭防止法 - wikipedia

リンク先を見るとわかるように、悪臭防止法には、悪臭の原因となるアンモニアなどの特定物質(22種類)の排出を規制する方法と、臭気指数によって規制する方法があります。今回は、前者から後者への変更でした。

この臭気指数と言うのは、測り方はいろいろあるようで、詳しくは知りませんが、基本は問題の場所(敷地境界線)の空気を袋に入れて、臭気判定士という国家資格を持つ人がその臭いをかいで決めます。1996年の法改正で導入された方法で、臭いが混ざったような場合の悪臭にも対応でき、「感覚公害」である悪臭を防ぐという趣旨にもっとも直接的に適合した方法ということで、「悪臭防止法の切り札」と呼ばれているとのことです。

しかし、感覚公害だけに、感覚で判断するとなると、民事だけならともかく、悪臭防止法は行政による規制や、直接ではないにせよ刑事罰もある法律ですので、カレー屋のにおいや、うなぎ屋は「悪臭」に該当するのか、韓国から来た人がいつもどおりにキムチを漬けようとしたら規制対象になるのか、法規制の適用は人権の観点から慎重にしなければいけませんが、最後は感覚で判断するという規制の不明瞭さは、問題にはならないのでしょうか。




おまけ:

興味のある方は、こちらで悪臭防止法の勉強をされてはいかがでしょうか。
posted by JUN at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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