2012年05月11日

一般廃棄物の問題点

Wikipediaの「一般廃棄物」の項目に記載されていた、一般廃棄物の問題点について、重要な指摘にもかかわらず、一生懸命この部分を消して無かったことにしたがっている人たちが一部いるようで、現在この部分は削除されていますが、記録の意味も含めて、こちらに引用しておきます。

○ 高い環境負荷

家庭ゴミが主体の一般廃棄物は、身近な物が多いためか、産業廃棄物と比較してそれほど環境負荷が高くないように、世間ではイメージされている。また廃棄物処理法により、市町村に処理責任がある一般廃棄物は、営利企業である排出者、及びその委託を受けた処理業者に処理責任がある産業廃棄物と比較して、不法投棄などの不適正処理をされる可能性は低いと言える。

しかし、分別さえしっかりやればある程度単一の物質がまとまって出るためにリサイクルしやすい産業廃棄物とは違い、一般廃棄物は家庭ゴミという性質上、分別をきちんとしたとしても汚れの付着などで雑多な物質が混ざっており、レベルの高い技術でのリサイクル処理も難しく、市町村の処理能力にも限界がある状況のため、リサイクルし切れなかった廃棄物は燃やすか、埋め立てるかくらいしか方法がない。ひどい自治体になると、住民に細かい分別をさんざんさせておきながら、後でまぜこぜにして一緒に処理していたりすることもある。


「産業廃棄物」「一般廃棄物」に対する世間一般のイメージと、現実とは異なります。中身を知ろうともせず「産業廃棄物」という言葉に脊髄反射的に拒絶反応するような、低レベルな議論はもう止めにしたいものです。



○ 一般廃棄物処理業の新規許可についての議論

廃棄物処理法では一般廃棄物の処理責任は市町村長にある、と定められており、処理業者への委託はあくまで市町村自らの処理が困難な場合の代行的な措置に限られる。多くの場合、この趣旨に沿って限定的な許可がなされ、業者もその趣旨に沿って業務を行っている。新規参入に制限があることから競争が行われず、業者が特権化し、高い料金で業務を独占するのではないか、という疑問が地域住民から出されることもある。

しかし市町村が許可の際の審査を厳重に行わなかった場合、能力に欠けた業者によるごみ収集の遅れや不適正管理、不法投棄の原因となる。あるいは背後に暴力団が存在するような悪質な業者による違法な廃棄物処理が行われる可能性もある。2001年に栃木県鹿沼市で起きた市職員の拉致殺害事件も、市外からの廃棄物の不当な受入を拒否しようとした正義感溢れる職員が犠牲になったといわれている。


一部の人たちにとっては、世間に知られたくない事実かもしれませんが・・・



○ 家庭ゴミに混入する感染性廃棄物

医療行為に伴う注射器などの感染性廃棄物は医療機関から排出される場合は産業廃棄物としてバイオハザードマークを付け特別管理を義務づけている。一方近年では患者自ら、あるいは患者の家族が注射や点滴を行うこともあり、家庭から排出される感染性廃棄物も増えている。その場合、専用の容器に保管し、処方した医療機関による回収が義務付けられているが、完全に監視する方法が無く、感染性病原体が収集や分別の作業員に及ぼす危険性が指摘されている。


環境法の一般論として、家庭は産業より規制が難しいのは、性質上仕方の無いことでもありますが、現に何らかのリスクがあることについても、だからといって野放しでいいのかという問題もありますね。何のために産業を規制でがんじがらめにしているのか、わからなくなります。



○ 事業系一般廃棄物の取扱における、不可避の違法行為

廃棄物の処理及び清掃に関する法律#事業系一般廃棄物の取扱における、不可避の違法行為


市町村が、一般廃棄物処理の「統括的な責任」を、きちんと果たしてほしいものです。
市町村が無責任だと、困るのは私たちなのですから。
posted by JUN at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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