2007年04月26日

温暖化ガス排出の報告制度について

偶然、NHKスペシャルの再放送を見ました。
重く心に響く内容で、いろいろ考えさせられました。

トリアージ 救命の優先順位 〜JR福知山線事故から2年〜

大混乱の中、わずか30秒程度で、患者さんの生死を分ける判断をどんどんしていかなければならない、特に「黒タッグ」(蘇生不可能)を付けるプレッシャーは、計り知れないものがあるでしょう。私のようなへタレにはできない仕事です。
一方で黒タッグを付けられた患者さんのご遺族の釈然としない思いも当然あるでしょう。私には黒タッグに判断者として自分の名前を書く勇気はありません。



昨年の法改正により、「地球温暖化対策の推進に関する法律」(温対法)に、排出量の算定・報告・公表制度が創設されました。(法21条の2)

この対象事業所には、省エネ法の「エネルギー管理指定工場」(第一種・第二種)が含まれています。(施行令5条)
しかし、エネルギー起源のCO2に関してはは、省エネ法でエネルギー管理指定工場に課せられている定期報告で代えることができるため、温対法では報告の対象外とされています。(法21条の10)

この点について、省エネ法の「エネルギー管理指定工場」であり、かつエネルギー起源のCO2以外の温対法対象のいわゆる「6ガス」の排出がない場合、温対法の報告について何らかの対応が必要なのか、環境省に確認をしましたが、排出がないのであれば、温対法での対応は特にないと認識しているとのことです。

しかし、条文や環境省のパンフ等からは、説明のとおりに解釈することは困難なため、その説明で本当に間違いないか、環境省に再度確認をお願いしているところです。罰則なども絡む規定であり、ここは慎重にならざるを得ないところですが、それだけにこの取り扱いの不明確さ、不安になります。

もし環境省の説明が正しいとすれば、なぜ温対法の報告対象にわざわざ省エネ法のエネルギー管理指定工場を入れたのか、理解に苦しむところです。そもそも省エネ法の報告は、意味合いからすれば温対法の報告に完全に包含されるわけですから、温対法の報告で一本化できそうなものです。経産省(省エネ法)と環境省(温対法)のなわばり争いのようなものも、あるのでしょうか。



なお、環境省では現在、この件に関する説明会・相談会を各地で実施しています。

算定・報告に関する説明会・相談会を開催します!


その他にも、こちらでは、この件に関するパンフ等の情報を入手することができます。

制度概要の紹介、関連資料、Q&A等
posted by JUN at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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